Day 17:仮説思考「答えから考える」技術【モデル解答と解説】
お疲れ様でした!
Day17のトレーニング、素晴らしいスタートです!
Week3のテーマ「戦略思考」の第一歩、まず「仮の答え」から考える仮説思考を体験していただきました。
あなたが考えた「仮説」と、以下のモデル解答を見比べて、どこが似ているか、どこが違うかを確認してみましょう。

モデル解答例
このお題には、様々な角度からの「仮説」が考えられます。
大切なのは、「おそらくこれが問題の本質だろう」という、検証可能な「仮の答え」を具体的に設定することです。
<モデル解答例①:体験価値に関する仮説>
仮説:「ただ本を並べて売るだけ」の場所になっており、オンラインでは得られない**『リアルな体験価値』を提供できていない**ことが、客数減少の根本原因ではないか?
<モデル解答例②:品揃えに関する仮説>
仮説:オンライン書店の膨大な品揃えと比較し、顧客が「この店に来れば欲しい本が見つかる」と感じられる品揃えになっていないことが、来店動機を失わせているのではないか?
<モデル解答例③:顧客層に関する仮説>
仮説:既存の常連客の高齢化が進む一方で、若者など新しい顧客層を呼び込むためのアピールが不足していることが、全体の客数減に繋がっているのではないか?
ポイント解説
いかがでしたか?
今回のトレーニングで最も大切なポイントは、「最初から完璧な正解を当てること」ではありません。
検証すべき「的を絞る」ために、勇気を持って「仮の答え」を立てられたかどうかが重要です。
【OKな仮説のポイント】
- 具体的である: 「魅力がない」ではなく、「体験価値が不足している」のように、何を検証すれば良いかが分かる。
- 原因に踏み込んでいる: 「売上が下がっている」という結果ではなく、「なぜそうなっているのか?」という原因の仮説になっている。
- 検証可能である: その仮説が正しいか、アンケートやデータ分析で検証できる。
【惜しい仮説の例】
- × ただの事実: 「オンライン書店に顧客を奪われているのではないか?」 →(それは既に分かっている事実。なぜ奪われているのか?という原因の仮説ではない
- × 漠然としている: 「店の雰囲気が良くないのではないか?」 →(「雰囲気」の何を、どう検証すれば良いかが不明確)
- × 解決策になっている: 「イベントを開催すべきではないか?」 →(それは原因分析の後に考える解決策。まずは原因の仮説を立てる段階)
今日あなたが立てた「仮説」は、今後の思考のコンパスとなります。
明日以降は、この仮説が正しいことを証明するために、どのような論理(ロジック)を組み立てれば良いかをトレーニングしていきます。
明日もこの調子で頑張りましょう!