Day 2:『事実』と『意見』を分ける技術【モデル解答と解説】
Day 2トレーニング、お疲れ様でした!
物事を客観的に捉えるための、非常に重要なトレーニングができましたね。
論理的な思考の土台は、誰が見ても揺るがない客観的な『事実』です。
あなたが抜き出した『事実』と、以下のモデル解答を見比べて、思考の精度を高めていきましょう。

モデル解答例
このお題の状況から、客観的な『事実』として確実に言えることは以下の通りです。
- カフェのコーヒーが(以前より)値上げされた。
- 常連客であるAさんから、価格についての発言があった。
- Aさんは「(もし)味が変わらないなら、安い方が嬉しい」という考えを持っている(という発言をした)。
ポイント解説
いかがでしたか?
ポイントは、文章に含まれる「感情」や「解釈」、「推測」を丁寧に取り除けたかどうかです。
【今回の状況に含まれる『意見』や『解釈』】
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× 「コーヒーの味が変わっていない」
- → これはAさんの個人的な感想・感覚です。店側としては「最高級の豆に変えたので、味は向上している」と考えているかもしれません。現時点で味が変わったか変わっていないかは、客観的な事実とは言えません。
- → これはAさんの個人的な感想・感覚です。店側としては「最高級の豆に変えたので、味は向上している」と考えているかもしれません。現時点で味が変わったか変わっていないかは、客観的な事実とは言えません。
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× 「Aさんは値上げに不満を持っている」
- → 「安い方が嬉しい」という発言から、そのように推測できますが、断定はできません。もしかしたら、純粋な疑問として尋ねただけかもしれません。「不満だ」と断定するのは、私たちの解釈が入った意見です。
- → 「安い方が嬉しい」という発言から、そのように推測できますが、断定はできません。もしかしたら、純粋な疑問として尋ねただけかもしれません。「不満だ」と断定するのは、私たちの解釈が入った意見です。
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× 「コーヒーが高くなった」
- → 「値上げされた」のは事実ですが、「高い」と感じるかどうかは個人の主観(意見)です。Aさんは「高い」と感じているかもしれませんが、別のお客様は「この品質ならまだ安い」と感じるかもしれません。
- → 「値上げされた」のは事実ですが、「高い」と感じるかどうかは個人の主観(意見)です。Aさんは「高い」と感じているかもしれませんが、別のお客様は「この品質ならまだ安い」と感じるかもしれません。
【なぜ、「事実」と「意見」を分ける必要があるのか?】
もし、私たちがAさんの『意見』(高い、不満だ)にだけ反応してしまうと、「大変だ、すぐに値下げしないと!」という短絡的な行動に走ってしまうかもしれません。
しかし、まずは『事実』(値上げした、お客様から声があった)を冷静に受け止めることで、「なぜ値上げしたんだっけ?→原材料が高騰したからだ」「Aさんの声は、他のお客様も同じように感じているのだろうか?」という、次の論理的な思考に進むことができます。
事実という強固な土台の上に、思考を組み立てていく。
そのための重要なステップを、あなたは今日クリアしました!明日もこの調子で頑張りましょう!